モラハラをする人の傾向として、職場等の集団において自分より下の立場の者に向かって横柄な態度を取ることが挙げられます。
中でも自己主張が苦手で人の言いなりになるような人はターゲットになりやすく、モラハラ上司の格好の餌食になるわけです。
それ故、対策としては先ず不快なことややりたくないことの線引をハッキリさせ、自分が優柔不断でないことを示す必要があります。
モラハラをする上司のタイプとしては、誰かを餌食にして周囲に自分の威厳を示そうとするタイプの他に、単に自分の欲求不満のはけ口として利用するタイプがあります。
この場合は、周囲に第三者がいなくても執拗に不当な態度を示してくるので、逃げるより他に手段がありません。
このような上司は、他人の気持ちが分からす、相手を貶めること自体に快感を感じているからです。
それ故、適当な時期がきて他の証言も集まったら、然るべき公的場に訴えることも必要だと言えます。
そうした方が上司本人のためにもなり、会社全体の益にもなるわけです。
モラハラの程度としては、度を越したものから、程度は軽くてもネチネチとしつこく続くものまであります。
後者の場合は様子見をすることも一つの選択肢で、実際には表面的な付き合いにとどめておくことがポイントです。
職場が同じ場合は極力接する時間を短くすることで、自分自身の心理的負担を軽くすることが出来ます。
特に会話に関してはプライベートな話題に立ち入らないようにし、相手との一定の距離を保つことが有効です。