いい人はモラハラに合いやすい

周りから「いい人」と言われる人は、ビジネス社会で生き抜くために多少は嫌われる勇気が必要です。
男女を問わず、普段の私生活で親しい友人となら会話の中で冗談で済まされること、例え嫌なことを言ったり、また言われて喧嘩をしても、数日後には「ごめんね」と仲直りをして、また一緒に食事をしたり、お酒を飲みに行ったりして関係を修復できます。
でも、ビジネスの世界で人間関係の修復を難しくさせるモラハラは、道徳的に精神的苦痛を与えるもので言葉や態度、身振りや文章などによって行われます。
言ってみれば、手は出しませんが、精神的暴力です。
ただ、モラハラは末期レベルになるまで本人が気づかないことが多いです。
それは、本人がとても「いい人」だからです。
会社の同僚や上司に言われても、それは自分に非があると思い込んでしまいます。
また、自分のために言ってくれているんだと錯覚し、その人のために自分がもっと努力をしようと頑張ります。
そして、役に立ちたいと思ったり、信頼・信用されるためにもっと頑張ろうともします。
相手では無く、「自分が悪い」「非は自分にある」と思い込んでしまうところに「モラハラ」の根深い問題が潜んでいます。
その思いは、ビジネスの世界ではあまり良いことではありません。
そこで、対策をする方法としては、まず自分を責めないことです。
自分は周りの人に「いい人」と思われたいのではなく、社会貢献のために仕事をしていることを認識し、モラハラをする側に非があることを理解しましょう。
モラハラの渦中で悩んでいる方は、こちらも是非参考にしてみてください。